●「エアーブラシって?」Vol.7




エアーブラシで描く絵の描き方にも色々な方法があります。
ステンシル(型紙)を使った技法、マスキングを使った技法、フリーハンドで描く技法などなど。
作品を描くときは、これらの技法を組み合わせて描くわけです。

例を挙げて説明しますね。


●ステンシル
型を使って模様を吹き付ける方法です。型を使うので同じ模様を繰り返し描くことができます。
ボディペイントやネイルアートなどもこの方法をよく使います。
エアーブラシ初心者の方でもすぐ楽しめる方法です。
型は既製品も数多く売っております。また、厚手の紙などで自作することもできます。

  



●マスキング
マスキングとは、色を付けたくない部分を専用シートや紙、マスキングテープなどで被い、吹き付ける方法。
シャープなラインを出したい時や、汚れたりするのを防ぐために被ったりする場合に使います。
また、カッティングシートなどを使い、文字や模様などもペイントできます。
マスキングは創意工夫です。やり方次第で面白い効果が期待できます。

  

  



●フリーハンド
文字通り、エアーブラシを自由に操作して描く方法です。
エンピツや筆のように、ハンドピースを自在にコントロールして描きます。
エアーブラシの塗料の霧は非常に細かいため、きれいにボカシて描くことができます。
使いこなすのには少し練習が必要です。また、絵を描く場合など、塗料の薄め具合を微調整しながら描きます。
練習は、エンピツでスケッチをする感覚で、どんどんハンドピースを使いましょう。
そうすることで体で感覚をつかめるようになってきます。
また、自分のハンドピースのクセにも慣れてきます。



余談ですが、わたしは若い頃、マンガ家になりたくて、初めてGペンなるものを使ったのですが、
なかなか生きた線が引けなかったです。
指のペンダコが何度か剥けるころ、ようやく自由に線が引けるようになりました。
エアーブラシについても同様でした。1ヵ月ほどラクガキして遊んでいると、コツがつかめてきました。
出来ないことが出来るようになると、ほんとうれしいものですね。♪



Vol.8へ続く

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