作品「阿修羅・バージョン3」
「Neo-阿修羅図」」
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2700ミリ×1500ミリ エアブラシ作品
「阿修羅(あしゅら)」とは元はインドのバラモン教の神で、のち仏教に取り入れられ、仏法の守護神となったとされています。
その姿は三面六臂(顔が3面、腕が6本)の異形で、戦闘的な暴虐神であり、
海底の阿修羅宮に住み、帝釈天などと戦いを繰り広げていたというから、なかなかストーリー性がありますな。
仏教の守護神となってもどこかに邪悪さを宿している雰囲気があります。
仏像では、奈良の興福寺の国宝が有名です。
神なので、性別は本来あいまいなのですが、わたしは無謀にも女性の姿で描いてみました。
人間も二面、三面と、内面はいろいろあるのが当然です。
中でも凛とした表情がこの阿修羅にはふさわしく感じます。
バージョン1では、下地にシルバーメタを塗装してあるので、光の角度で反射が変化します。
あと、阿修羅宮を意識し、水の雫をたらした感じにしてみました。
バージョン2は、身にまとう装飾を取り除いた裸体の彫刻像のイメージです。
作品「阿修羅・バージョン1」
縦900ミリ×横900ミリ エアブラシ
「阿修羅・バージョン2」
縦900ミリ×横900ミリ エアブラシ