★日々の練習・・・資料、スケッチ

●エアーブラシに限らず、アート作品を制作するには、イメージを具体化するための資料が必要になる場合がほとんどです。
全てを想像力に頼るというのも否定しませんが、わたしは自分の想像力には限界を感じてます。
また、ある程度リアルな表現を目指す場合は、実物の観察は不可欠だと思います。
具体的には、写真を撮影したり、スケッチをしたりといったところです。

 わたしの愛用のデジカメ パナソニック LUMIX FZ-10


●作品のだいたいのイメージを考えてから資料を集めることが多いのですが、日頃から集めておくように心がけてもいます。
作品の資料には、わたしの場合、意外なもの、ヘンなものが役に立ったりします。
たとえば、金属の錆びたものとか、木の皮だとか、水しぶきとか。
出番を待つ資料たちが、パソコンのハードディスクを圧迫します。

空の写真を撮るのはけっこう趣味かもしれません。

   

   

 100円ショップなどで手に入れた、こういうものも参考になります。


●おおまかなイメージを掴むために、紙などにもスケッチをしますが、パソコンという便利なものも使います。
しかし、この分野は、その気になるとエアーブラシで描く意味を疑問に思うほど、完成度を高くすることもできるので、微妙な気分を感じております。

 


●オリジナル作品を描く上で、頭を悩ますのは人物のモデルです。
ついネットや雑誌などから拝借したくなりますが、無許可だと法的問題に発展する可能性があります。
そこで、親戚縁者、友人、その他、機会あるごとに撮影させていただき、許可を得た上で作品に仕立て上げるわけなんですが、
有名な画家やカメラマンならともかく、わたしのような立場では、そうそう自由にはいきません。
ある意味、常軌を逸した覚悟と情熱、さらにそれなりの投資がないと、生のモデルの確保は難しいと思います。
身近な親しい友人、恋人などに協力を仰ぐのがいいでしょうね。

←モデルのGONKOさん。彼女のプロフィールはシークレットです。


●また、絵画、映画、漫画、写真、イラストなど、色々な作品を見ることもとても勉強になります。
映画や漫画などは構図を研究するのにとても参考になるし、中にはすごく深い色使いの映画などもあったりで感動します。

身近で絵画展などがあると、なるべく足を運び、生の絵画を鑑賞するのもいいですし、
また、参加募集している展覧会などにはできるだけ作品を出展して参加するなど、
そういったことも大変刺激になり、勉強になります。