★これからのエアーブラシ

チャールズ・L・バーディックが1893年、エアーブラシを発明して以来、様々なアートシーンでエアーブラシは活躍しています。
現在のCGがそうであるように、エアーブラシも商業的デザインの分野から発展し、
現在は絵画の分野でもその可能性を試されております。
そして、これからのエアーブラシは、どうなっていくのでしょうか。
エアーブラシにのめり込んだ者の一人として、わたしはとても興味を抱きます。

エアーブラシは、もともと海の向こうで発展したものであるせいか、
国内にくらべ、海外ではもっと身近な存在だと聞いたことがあります。
イベントなどをやると、かならず何人かの外国の方が興味深げに話しかけてこられます。
エアーブラシがきっかけで、国際的な交流につながったりするかもしれないですね。

また、絵画や美術の展覧会などでも、エアーブラシ作品を受け入れるところが増えてきております。
そういったアート展などに積極的に参加するのも、とても楽しいことです。
将来、エアーブラシの画壇などが登場するかもしれません。

もうひとつわたしが感じることは、エアーブラシのエンターティーメント性ですか。
実演などをすると、ギャラリーが取り巻いてきます。大物作品向きですし、即興性もあるので、
パフォーマンスとして何かできないかと考えてしまいます。
エアーブラシのライブなんてのも有り得るかもしれません。

自分でデザインし、自分の手でペイントしたファッションを楽しみ、アートを生活に取り込んでゆくなど、
とにかく、もっともっとエアーブラシが身近になり、絵を描く楽しさが沢山の方に広がるよう、わたしは願っております。



2007.6  DAWN