●カスタムペイント・ギター

ゴールドの龍をエレクトリック・ギターにペイントします。
カスタムペイントがとても似合うアイテムですね。


まず、ギターのパーツを外せるものは外します。外せないもの、触らないほうがよいところはムリせずに。マスキングをして足付けをしておきます。
次にデザインを検討。最終的にイラストレーター(グラフィックソフト)でデーター化しました。これでカッティングマシーンでマスキング用のカッティングシートを作れます。
フォトショップ(画像処理ソフト)で完成イメージも制作。


ペイントにかかります。まず、ゴールド(サニーメタリック、イエロー、ブラウンの混色)で、ベースを塗装。よく乾燥させます。
原寸大の原稿をプリント出力。カッティングマシーンで、マスキングも同サイズで制作。


マスキングの貼り付け。これで龍の部分はゴールドになります。


バックのペイント。稲光っぽいイメージ。下地のゴールドが少し透けて見える部分も残してあります。


バックが汚れないよう、軽くニゴリクリアー(ロックペイント・プロタッチ)をコート。乾燥させます。


マスキングを慎重に剥がします。


エンピツカーボンした原稿を龍の位置に合わせ、ウロコなどをトレース。
極細の筆でウロコを描いていきます。


筆はトールペイント用のもの。ホームセンターで500円くらい。


エアーブラシで仕上げにかかります。


クリアーコートは針金で天井から吊るして吹きます。かなり厚塗りで仕上げました。


水研ぎと磨きをして、マスキングを全て剥がして組み立てます。


完成。音もちゃんと鳴りました。

工程で一番時間をかけたのは龍のデザインです。いくつかのパターンが作ってあるので、他にも利用できそうです。