通信講座★人物画のトレーニング@
●ペースをつかもう
単色の人物画、初めて描いて、最後まで集中力が続いた方はすごいです。
顔全体をひとつ仕上げるのには、とても集中力が必要です。
でも、完成までずーっと集中を維持するのは、はじめは難しいと思います。
例題のページでも、一応ステップごとに区切って、一息入れられるように考えて作っております。
たとえて言うと、登山や、マラソンみたいなものですか。ペース配分をうまくしないと、途中でヘバってしまいます。
休息を上手にとりながら、自分なりのペースを掴んで下さいね。
●濃くしすぎないためにはどうするか
初心者の方はどうしても始めの段階で塗りすぎる傾向にあります。
そのため、ホワイトを入れた色で描き始めることを勧めております。
あと、濃くしようにもなかなか濃くできない、希釈の薄い塗料を使い、徐々に濃くしていく方法をとります。
顔全体のバランスにも注意です。
●パーツごとの復習
例題では顔全体を同時に解説しましたが、ここではもう少し細かく、パーツごとに進め具合を見ていきましょう。
●目・眉
@W入りの色でごく薄く。工程ごとにハイライトは色を抜いておく。右が完成見本。
A原色で濃淡をつけます
Bさらに濃く締めます
Cまぶたなどの立体感をつけて、ハイライトも強調。完成
●鼻・唇
@W入りで。小鼻の部分はエッジを作り、滑らかなグラデーションを作ります。
A鼻の穴と上下唇の境目を原色で
B鼻の先、唇にハイライト。
C原色で濃淡を強調。完成
●髪の毛
@原色で細いラインを、ハンドピースを大きく動かしながら何本も入れる。
A全体の濃淡をつける。
●下書きと全体のスキャンデーターです。
★通信講座A目のトレーニング 同様、段階ごとに仕上げる気持ちで進めて下さい
●参考ムービー
●通信講座では。あなたの練習の成果をわたしがアドバイスします。
ぜひ作品を見せて下さいね。メールでも郵送でもOK。
がんばって下さいね。