★とにかく描いてみよう

●ラクガキは最高の練習法

 

道具の用意ができたら、まずは難しいことはあとにして、とにかく描いてみましょう。
失敗なんて気にしない!自由に楽しんでみましょう。


セッティング

 ハンドピースとコンプレッサーを正しくセッティングし、

 電源プラグを差込み、コンプレッサーのスイッチを入れます。


ムービー・コンプレッサー→


●エアー調整

エアー圧を調整できます。通常0.1〜0.2の範囲にセットします。色々と試してみましょう。




ムービー・空気圧調整→


●試し吹き

トリガーを引き、エアーが出ることを確認します。プッシュ式の場合はプッシュレバーを押すとエアーが出ます。

  

カップに水を入れて数回カラ吹きしましょう。プリセットハンドル(ニードルアジャスター)が閉まっていると吹き付けできません。

 

トリガー式は、トリガーを少し引くとエアーが出、さらに引くと水(塗料)が出ます。

プッシュボタン式はプッシュレバーを押した状態で後に引くと水(塗料)が出ます。ちゃんと水がスプレーできてますか。写真は分かりやすいように水に若干色をつけています。


ムービー・拭きつけ→

※うまくいかなかった場合は、menu基礎編 ★ハンドピースの手入れを参照して、トラブルを解消して下さい。


塗料の調整

塗料はどこにでも売っている書道用の墨汁です。ほんの少しで充分。

 

墨汁を約5〜20倍の水で薄めます。薄めるほど繊細なブラシが可能になります。※詳しくはmenu基礎編 ★塗料の調整を参照

 エアーブラシで使用する塗料は、かなり希釈を薄くします。これがポイント。

カップに調合した墨汁をいれます。フタ付きのカップの場合はフタをしましょう。けっこうこぼれたりして大変です。

 


●ハンドピースの持ち方

ハンドピースの持ち方ですが、きまりは特にありません。ご自身の使いやすいフォームを研究して下さい。
ちなみにわたしの持ち方です。

わたしのハンドピースの持ち方。トリガー式 ※詳しくはmenu基礎編★ハンドピースについてを参照

ダブルアクション・プッシュ式。

 

※プッシュ式の場合、はじめはなかなか思うように操作できないことが多いと思います。わたしもはじめはそうでした。
克服するヒントをmenu基礎編★ハンドピースについてに載せてありますのでご参考にして下さい。


●やってみよう

準備ができました。ではやってみましょう。
紙などを壁に止めるなどして、吹き付けてみましょう。

キャンパスは紙です。ノート、カレンダーの裏、ダンボール、.スケッチブック、PPC用紙、なんでもよいでしょう。
わたしの場合、安く大量にぞんざいに扱えるPPC用紙でやってました。

紙から3〜5センチほど離れたところからゆっくりトリガーを引いてみます。
トリガーの引き加減で塗料の出る量が変化します。少し引くと少しの塗料、強く引くに従い、塗料も多く出ます。
ニードルアジャスターの開閉で、塗料の出る量を一定にできます。
練習では感覚をつかむため、全開にしておくことをお勧めします。

童心に返った気持ちでどんどんラクガキを楽しみましょう。

  

わたしは普段、画面を立てて描いていますが、机の上などに伏せて描くこともできます。そのときは板などで画面を少し傾斜させるとやりやすいでしょう。

 

ムービー・ラクガキ→    

スキャンデータ↓


●型紙、マスキング

紙を切り抜き型紙を使って。(マスキングといいます。)塗料を遮ることができる物ならなんでもマスクになります。

   

丸いフタなどを利用。一番右はボール紙を使った簡易マスク。

  

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