山岳画家 茨木猪之吉  www_logo.jpg

茨木猪之吉

茨木猪之吉先生
茨木猪之吉

自宅にて(画集 恵那山百態より)

茨木猪之吉 画 武蔵野風景

武蔵野風景
1926年 F10号
茨木猪之吉 画 吉村唯七の像

吉村唯七の像
1931年 F4号
茨木猪之吉 画 無題(シクラメン)

無題(シクラメン)
1929年 F4号

茨木猪之吉 画 農家

農家
1933年 F4号
茨木猪之吉 画 無題(静物)

無題(静物)
1927年 F4号
茨木猪之吉 画 晩秋の裾野

晩秋の裾野
1931年 F4号

茨木猪之吉 略歴

1888 M21 5月1日 静岡県富士郡岩松村岩本(現在、富士市)で誕生、本名:影山伊之吉
1891 M24 横浜の茨木家の養子になる
????    浅井忠に学び、小山正太郎(不同舎)、中村不折に師事、第1回文展に《深山の夏》入選
1909 M42 近所に住む小島烏水と知り合い、彼に誘われて南アルプスに入る
1910 M43 3年間、小諸小学校の教壇に立つ
1912 M45 日本山岳会会員
1924 T13 唯一の弟子となる吉村唯七が上京
1936 S11 足立源一郎、中村清太郎、石井鶴三、丸山晩霞、吉田博らと共に日本山岳画協会を設立
1944 S19 10月 穂高岳・涸沢小屋を出発後、消息を絶つ
1945 S20 8月 終戦
2002 H14 10月-12月 長野県北安曇郡の池田町立美術館にて展覧会開催

 主な作品収蔵先:大町山岳博物館・河口湖町立美術館・池田町立美術館・日本山岳会
 三好まき子的日常【山絵的日常-5】
 安曇野を歩く、上高地の2人
 安曇野を歩く、斉藤茂という人
 横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団)にて、2007年1月22日(月曜)から4月4日(水曜)開催された「小島烏水 版画コレクション展」から以下の文抜粋。
 小島烏水(こじまうすい)(1873-1948)は、東西文化の融合する明治の横浜に育ちました。横浜商業学校(現横浜商業高等学校=Y校)を卒業後、横浜正金銀行の行員として勤務する傍ら、紀行文学者、日本における近代登山のパイオニア、浮世絵研究家など多彩な活動を展開し、それぞれで頂点を極めた稀代の文化人です。烏水はまた、版画コレクターでもあり、広重をはじめ北斎、国芳らの名品を含む浮世絵版画を収集する一方、日本で初めてデューラーからピカソに至るまでの西洋版画の体系的なコレクションを形成し広く紹介しました。横浜美術館には、烏水旧蔵の版画コレクションや資料のうち約900点が収蔵されています。
 この展覧会では、それらを中心に約250点を展示し、烏水の版画コレクションの全貌を明らかにします。また、著作や資料、交流のあった水彩画家たちの風景画を通し、山と文学から美術へと展開した壮大な烏水ワールドの魅力にもせまります。

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