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石田吟松「黎明」の額装

■ 石田吟松・日本画の再額装

□ 作者=石田 吟松
□ フレーム=京物
       キハダ材・女桑仕上げ
□ 面先=オリジン製・PD WoodyGold
□ 使用裂 =オリカ 細ポプリン
           溝部分に柄緞子
□ マウント=シール社ホットティッシュ使用
□ マウントベース=
    ベンブリッジ マウントボ−ド 2ply
□ 作品バックボード=デラニウム
    (筒中プラスチック工業製)
□ グレージング=2mmアクリル板

←アクリル板を外して撮影しています

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石田吟松・日本画の額装部分

■ 昭和57年に弊店で額装したのを、再額装。

□ フレームはリサイズして再利用。

□ 飾る壁面が広いので大きめにして欲しいという希望があり、左右のマット巾を拡げました。
 ただ広くするだけでは間が持ちませんので、ミゾ構造を作り柄裂を貼ってあります。


←アクリル板を外して撮影しています

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石田吟松・日本画の額装断面図

■ 構造図

□ フレームサイズ=797×580ミリ
□ フレーム外寸=825×608×25ミリ
□ 面先(画面)寸法=507×420ミリ


← アクリル板は省略してあります

石田吟松・昭和57年の額装

■ Before
 弊店で昭和57年に掛軸を解体して額装

□ マット紙は米国製のアルファーマット(ベンブリッジ社製/作品保存用)
当時国内に紹介されて間も無い頃の額装。
□ 昭和57年の額装ですが、マットにシミ・カビは一切発生していない。
□ 作品の上部中心に茶色のシミが2点あります。これは掛軸のときに既にあった昆虫の分泌物痕です。これ以外に作品本紙にシミ・カビは見当たらない。
□ 3ミリアクリルを使っていたこともあり顔料の退色は殆ど無い。
□ 床の間に飾るという希望でしたのでこの様に縦長の額装にしてありました。
□ 今、この額装品を見ると、マットの色使いが極めてオソマツです。

□ フレームサイズ=1000×630ミリ
□ フレーム外寸=1028×658×22ミリ
□ 画面寸法=507×420ミリ

作者=石田 吟松
題名=「黎明」
備考=大滝川鞍馬峡にて。昭和20年代に小林旅館に逗留し描く。
(今は、鞍馬峡・小林旅館ともに牧尾ダムの湖底に沈んでいる)

←アクリル板を外して撮影しています

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