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Q61 フィルタの詳細な設定を行なう
 個人の性別や、年齢が入っているデータから、いろいろな条件で抽出したいのですが、オートフィルタを使うと40歳のみとか、40歳以上とかの条件での抽出はできますが、複数の条件で抽出することができません。
 例えば、40歳と、45歳と、50歳と、55歳の年齢の人で、肥満、高血圧など複数の条件で抽出したい場合どうすればよいのでしょうか。
 単に人数を知り場合ならピボットテーブルでもよいのですが、該当者のリストを作りたいのです。




オートフィルタ機能ではなく、フィルタのオプションを用いると、複雑な抽出を行うことが出来ます。この機能はアクセスの抽出クエリーにも匹敵する強力な機能です。
それを行うには、作業列を新たに作り、そこに抽出する条件を設定していきます。
ここでは、作業列をリストの下に作成します。このような作業列を正式にはクライテリア(Criteria)と呼びデータベース関数では条件を記述したセル範囲と定義しています。ここでは一般的な作業列という言葉で呼んでいます。
A列1行〜F列10行目までが元になるデータで、A列14行以降が抽出する条件を設定する作業列です。
まずは、年齢が45歳、50歳、55歳の男性を抽出してみましょう。
セル14行以降に次のように入力します。

作業列の1行目(A列14行目)に条件を設定するタイトル名(この場合は年齢)を付け、2行目以降は条件をひとつずつ記載します。行方向(縦方向)は または(or) を表します。(この場合は 45 or 50 or 55 という抽出条件になります。)
列方向(横方向)では かつ(and) を表します。(ここでは性別)男性を抽出したいので全て男性と入力します。
なお、これら抽出条件はいくらでも追加可能です。

 メニューの[データ(D)]-[フィルタ(F)]-[フィルタオプションの設定(A)]を選択します。




フィルターオプションの設定ダイアログが表れますので、
[リスト範囲(L)]を Sheet1!$A$1:$F$10
[検索条件範囲(C)]を Sheet1!$A$14:$B$17
と設定し、[OK]を押します。




抽出された結果は以下のようになります。

更に今度は、年齢が45歳、50歳、55歳の男性でかつ肥満を抽出しましょう。それには、作業列に体型の項目を追加し、肥満と入力します。

同じようにフィルターのオプション設定を選択します。
今度は[リスト範囲(L)]はそのままですが、[検索条件範囲(C)]を Sheet1!$A$14:$C$17
と変更しOKを押します。
フィルターのリストを元に戻すには、
メニューの[データ(D)]-[フィルタ(F)]-[全て表示(S)]を選択します

これで、年齢が45歳、50歳、55歳の男性でかつ肥満の方が抽出されました。
この場合55歳の方は該当者無しです。

今度は性別を除いて、肥満と高血圧で、CHOが220以上を求めてみます。
作業列を次のように作り変えます。

フィルターのオプション設定の[検索条件範囲(C)]を 
Sheet1!$A$14:$D$17

と変更しOKを押します。

肥満と高血圧で、CHOが220以上の方が抽出されました。
これをリストとしたい場合にはコピーをして別のシートに貼り付けます。

抽出の条件は特に制約されません。また、フィルターオプションの設定ダイアログで
「重複するレコードは無視する」にチェックを入れると、ダブりで入力されたデータも抽出されます。抽出条件で数値には演算子が使えます。

演算子

意味

A=B

AとBは等しい

A>B

AはBより大きい

A<B

AはBより小さい

>=

A>=B

AはB以上

<=

A<=B

AはB以下

<>

A<>B

AとBは等しくない

〜以上〜以下と範囲を指定する場合はANDで連結して下さい。

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