平成17年12月27日発行
<<No51>>
 <共栄区史編纂委員会>
編纂委員募集中、証言者大歓迎

鈴木正敏さんの戦争
<兵隊検査は合格したが>
 
昭和18年の徴兵検査で飛行兵になることになった。グライダーの経験も考慮されたと思う。ところがこの頃になると乗る飛行機も不足し、兵舎が一杯で入ることがなかったので自宅での待機状態が1年近く続いた。入隊したのは昭和19年8月31日。12月まで内地いたが、その後香港の飛行場に移動した。3年たつと飛行士の権利ができるが飛行機がなく、飛行兵はここにいてもしかたがないということになり、北支の西南の所へ汽車、徒歩にて移動することになった。ところが西南の時点で終戦となり、ここで待機することになった。
 西南に着いたのは先遣隊300人だけで、食料だけは1000人分程もあります。乾燥したバナナ、ナツメなどが食い放題でした。それがいけなかったのか運悪く赤痢になってしまいました。入院し、38kgになってしまった。
  入院していると隼部隊は内地に帰ることが出来るとのニュースが届いた。入院している訳にいかない、病気は治ったということで一緒に帰ってきた。そんな具合で体が不調なまま家にたどり着いた。半月毎に熱が出て、寒くて寒くてしかたがない状態が続いた。マラリアにかかっていたのです。正月に帰ってきて5月までその状態は続いた。家でゴロゴロしている内に体重も60kgになり、仕事をする内に体も締まってきた。
  ※西南地域( 雲南省、貴州省、四川省、重慶市、チベット自治区)