平成17年1月24日発行
<<No35>>
 <共栄区史編纂委員会>
編纂委員募集中、証言者大歓迎

クリタマバチの被害について
 栗生産農家なら当然知っていることだが、知らない人も多いだろう。そこで写真で紹介し、説明することにする。
<クリタマバチによる被害の例>
 これがクリタマバチと呼んでいるものである。正確にはクリタマバチの卵が入っている虫のコブである。割って中を見ると幼虫がいる。下の写真は、クリタマタバチの成虫で芽に卵を産んでいる所である。こんなのをよく撮影できたものだと思う。これは昭和16年頃、中国から流れ込んだ害虫である。
 これと戦った日本の代表選手が「栗守尾長小蜂」(クリマモリオナガコバチ)である。クリタマバチの虫コブに産卵管を刺して卵を産み付けたのである。しかし、この日本の蜂は産卵管が短く、大きな虫コブの中に卵を産めなかったので、敵をやっつけるに至らなかったのである。敵のいない日本ではクリタマバチの天下で日本に瞬く間に広がったのである。
<天敵導入>    
 中国から入ってきた害虫の天敵は中国にいました。虫コブに卵を産んでいるのチュウゴクオナガコバチである。日本のクリマモリオナガコバチの産卵管の二倍の長さがあるのでクリタマバチの奥まで卵を産み付けられるのである。
1980年頃、日本に導入され、日本の中で徐々に増加しています。