1998/10/10
家を新築して越してきて5年目に入りました。そして、今日軒下にアリジゴクの巣を見つけました。前の家の縁の下には結構たくさんの巣がありましたが、ここに来て見つけたのは初めてです。きっと、今年卵が産み付けられたのでしょう。知らないうちに。ウスバカゲロウのお母さんは、ここなら子どもが生活できるとふんだんでしょう。今のところ元気そうです。
アリジゴクはご存じのようにウスバカゲロウの幼虫です。あの鬼の顔のようなアリジゴクとウスバカゲロウが親子だとはなかなか想像しにくいものです。
以前の家で、アリジゴクを3匹ほど飼育箱に入れて飼ったことがあります。蟻を見つけてきては入れてやりました。でも、そのうちあまり餌を与えなくなったら、1匹が繭を作ったことがありました。直径1cm程の土製の球体でした。1週間ほどすると羽化しウスバカゲロウの成虫になりました。どこにも体を支える場所がなかったせいで、羽は曲がったままになっていました。
アリジゴクはえさがなくなっても、結構長い間生きているものだそうです。タイミングによって繭となり成虫になるものがいるということなのでしょうか。餌がなくなると仕方なく成虫になるという話も聞いたことがあります。また、そのうち調べてみましょう。
今日アリジゴクを見つけた時刻が少し遅くって写真が撮れませんでした。明日、写真を撮ってまたここに貼り付けようと思っています。(10/11 写真を撮りました。)