ひばりの高鳴き

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2004/05/03

 ベランダに出ているとヒバリがさえずりながら空高く上っていった。大きな輪を描くように鳴きながら上っていく。
 ヒバリの高鳴きだ。
 3,4分だろうか、ひょっとするともう少し長いかもしれない。少し輪を描く高度を下げたかと思うと、一気に地面まで急降下する。ヒバリは地面に巣を作る。しかし、急降下したその場所に巣はないのだという。そこからヒバリは巣まで走っていくのだそうだ。
 小学生の頃、ものもらいをつくって目医者に行った帰り、母親に鳥たちの生活を描いた本を買ってもらった。その本で得た知識の中にこのヒバリの話もあった。懐かしく思い出す。
 ヒバリは自分の縄張りを宣言するためにこの高鳴きをする。ヒバリの巣がこれから田植えを行う田んぼの中になければいいのだが。

 

 

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