今日は高山まで行って来ました。行き先は高山市立日枝中学校。「岐阜県中
学校国語研究会 飛騨大会」に参加するため。
一生懸命走っていたせいでしばらくは山々の紅葉に気がつかなかった。今年
は比較的暖かな日が続いているようだが、それでも季節は確実に移り変わってい
る。さすがに高山だ。明日あさっての高山はまた、観光客でにぎわうんだろう。
最近の発表会では、さも当然そうにコンピュータでのプレゼンテーションが
行われるようになってきた。OHP()でのシート作成より簡単に美しくできると
いうこともあるだろうが、それだけコンピュータを自分の物として使う人が増え
たということなのだろう。WINDOWSを使うようになって、色数も増え美しい映像
が多くなってきたことに驚かされる。
自分の経験から言って、コンピュータによってどれだけ手間が省けるかとい
うことについては疑問を持っている。なんせ、コンピュータでのプレゼンとなる
とみんなで分担して作るということがなくなって、できる人に負担が押し寄せる
ことを免れないからだ。もっとも、やる方も好きだから何とかなるんだが。
9年ほど前、某先生(現在高山の方で校長先生をしてみえる)の発表の手伝
いをしたことがある。その方も発表には凝る方で、写真はもちろん、全てをスラ
イドにして発表された。原稿を紙に書いて名古屋に送り、青地に白抜きのスライ
ドを作ってもらっていた。とてもきれいだったのを覚えている。
そうしたことも今はコンピュータで簡単にできてしまう。おかしなところは
すぐに直せる。名古屋まで飛んで行かなくったってOKだ。お金もかからない(?)
発表にコンピュータを使うというのは、まだまだ過渡期という感じがあって
、そこまで手間をかけなくてもという声もある。でも、これはひょっとするとコ
ンピュータのことを良く知らない人の声かもしれない。プレゼンテーションも簡
単につくれますよ、できますよ。そのうちこれが当たり前になるのだろうと思う
。