ひよどり

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 「ピユー、ピユー」という鳥の声が聞こえ始めたのは昨年末から。結構大型の鳥だ。名前は何というのかわからなかった。hiyodori.jpg (9477 バイト)

 正月に父母が我が家に訪れたとき、父から「ひよどり」という名を教えてもらった。知らないことが多すぎる。やっぱり自然への親しみ方が違うんだなっと改めて思ってしまった。

 この写真でも見にくいかもしれない。中央の鳥だ。全体的に灰色がかり、目の後ろが茶褐色と言ったらいいだろうか。

 「ピユー、ピユー」と少し長めに鳴いている。時につがいで我が家のスカイペンシルに止まり、実をほおばっている。そして、ボウガシのところで糞をする。
 糞をするところを自分で決めているのか、1本のボウガシの根本が糞でいっぱいになっている。案外几帳面な鳥なのかもしれない。

 女房の実家のお母さんの話だと、ヒヨドリという鳥は結構図々しい鳥であるらしい。この写真を撮るときも案外平気そうな感じであった。

 いつまでいてくれるのかわからないが、外に出るときの楽しみの一つではある。

 

ヒヨドリ(鵯) Bulbul
ヒーヨヒーヨとなきかわす声がさわがしい、ヒヨドリ科に属する鳴禽(めいきん)類(→ 鳥の「環境への適応」)の1種。ヒヨドリ類ではもっとも北に分布する種で、日本全国のほか、朝鮮半島南部、台湾、フィリピンのバブヤン諸島などにみられる。全長は約28cm。頭部は小さく、くちばしの先がとがり、尾は長い。全体的に細長い外観をしている。暗い青灰色で、ほおは栗色、下面は灰褐色と白色のまだらになっている。木の実や果実、昆虫、花蜜をこのんで食べる。 かつてはおもに常緑樹林にすんでいたが、近年、市街地でも多くみられるようになった。東北地方以北で繁殖するものは、冬に数百羽の大きな群れをなして温暖な地方へ移動する(→ 動物の移動)。多くの小鳥類は夜間にわたるが、ヒヨドリは昼間にわたる。 ヒヨドリ科は、アフリカとアジアに約120種が分布し、おもに熱帯の森林にすむ。日本産の種は2種で、ヒヨドリのほかに琉球諸島に生息するシロガシラがいる。 分類:スズメ目ヒヨドリ科。ヒヨドリの学名はHypsipetes amaurotis。シロガシラはPycnonotus sinensis。

"ヒヨドリ" Microsoft(R) Encarta(R) 97 Encyclopedia. (C) 1993-1997 Microsoft Corporation. All rights reserved.