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雨の時期ですし、クルマのコーティングのお話をば。 一年ほど前、あるお客さんの話。 「今さ、塗料屋さんへ行って来たらさ凄いコーティングが有ってね。」 「ほー、凄いコーティング剤ですか。」 「うん。ナサが開発した物なんだけど、スペースシャトルのコーティングに使っているらしいのよ。」 「ス、スペースシャトルですか。」 「スペースシャトルよ。とにかく硬くってまるでガラスの様なコーティングが出来るらしいのよ。」 「ガラスですか?それほど硬いとロッドは無理ですね。じゃあクルマはどうですか?」 「イケるらしいよ。塗料屋が自分の車にかけて見るって。」 「水垢なんかつきませんかね?」 「そりゃ、つかないだろ。だってガラスだよ。ガラス。」 「高いですか?」 「らしいね。何つたってナサが開発したスペースシャトル用だからね。」 「俺10万だしても良いです。いや15万でも良いです。ホントに水垢つかずに長持ちするんだったら。」 当時、私は真っ黄色のシビックタイプRを店の前に露天で駐車してまして、何せ洗車などしたく有りませんから、水垢でダンダラになったりしてました。 水垢付着すると、水洗いだけではどうにも綺麗にならないじゃないですか。 露天駐車の方々はみんなして、それが悩みですよね。 実は私、それまでに4回ほどカーコートてのをやってます。 例えば老舗のアレ。例えば名前がアレとそっくりのソレとか。 老舗いわく、「私どもは、元祖ですよ元祖。後から出て来たニセモノとは違いますから。本物には勝てません。」 後発のコーティングいわく、「うちですか?今までのとは違いますよ。アレやっていかがでした?イマイチ?そうでしょ。 元祖?何を言っているのですか、この手の物は日進月歩ですよ。新しい物が古い物よか悪い分けが無いですよ。」 お互い一理有るように思えます。 で、4回も4種類のカーコートをやった私が、今ココで事実を、恐るべき事実を言いましょう。 「・・・・・何ら変わりません。みんな一緒です。」 がっかりしました?だってホントにそうなんです。 「ワックスはいりません。ワックスかける必要は有りません。」と言いつつコーティング保護剤を塗ってくれとか言うし。 それってワックスをかけると一緒だから。手間一緒だから。 で、水垢付着します。水洗いだけで決して綺麗にはならないです。 私は聞きましたよ。コレにもアレにも。そしてナサ開発の例のガラスの様なコーティングにも。 「もしもし、コーティングのことについてお聞かせ下さい。」 「はい。当方のカーコートは大事なお車の塗装を酸性雨や鳥のフンから保護し・・・」 「すみません。その辺のことは十分承知してますから。中味は何ですか?基本的には何で出来ているのですか?」 「それは言えません。特許をとってますから。」 「いえ、難しいことはいいのですよ。どうせ分かりませんから。いえね例えばシリコンとかフッ素とか。」 「ええ、基本的にはフッ素です。でもですねカーショップで売っているコート剤とはまるで違いまして・・・。」 「フッ素ですね?」 「はい、フッ素です。」 「すみません。そちらのコート剤は何で出来てるのですか?」 「はい、うちのは非常に硬い皮膜を作るようになってまして・・・。」 「シリコンとかフッ素とか、色々有ると思うのですが基本的には何なのですか?」 「まぁ、フッ素なんですけど。フッ素濃度が違いまして・・・。」 「フッ素なんですね?フッ素。」 「はい。フッ素なんですけど・・・。」 「有り難うございました。」 考えてみれば、ガラスてのは何度か知らないけれどとてつもない高温じゃないと液体にはならないわけで。 クルマに塗れるわきゃ無い。 何かの溶剤に溶け込んでいて塗装に付着させる物と言えば、やっぱフッ素系かシリコン系か。 ウレタンの上にウレタンかけても、それはやっぱ違うだろうし。溶剤がヤバイし。 溶剤、フッ素の量、メーカーによっては多少の違いは有っても体勢に違いは無いようです。 そして私は、カーポートを作りました。 カーポートを作って1年。答えが出ました。 「屋根にまさるカーコート無し。」 「屋根にまさるカーコート無し!」 でも、カーコート屋さんの名誉のために言っておくとですね、カーコートに出すとですね、コーティングのことはおいておいてですね。 とてつもなく綺麗にしてくれるんですよ。 エンブレムの付け根の汚れも、ドアミラーの下側も、サイドモールとボディーの界も。 スッゴイ綺麗にしてくれます。 たかだか3万円とかでピカピカにしてくれるわけですよ。 ガソリンスタンドの洗車とは大違いですよ。 安いものだと思います。自分じゃ、あそこまで出来ませんから。 |
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