実は、コーヒーを焙煎販売をすることにしました。 コーヒーの生豆をロースターで煎って、数種のコーヒー豆と数種のブレンドを販売します。 で、そんなことまでするのだからあんたはコーヒー通かい?と聞かれると、う〜んどうでしょう、です。 コーヒーは好きです。毎日飲みます。 でも、何杯でも飲むわけでも無いですし、すっごいこだわりが有るのかと言えば、そうでも無いです。 ま、普通のコーヒー好きです。
コーヒーの面白いところは、当然豆の煎り方で同じ種類の豆でもずいぶん違う味になることでしょうし、同じ製品、ブレンドでも入れ方一つで、味が全然違ってしまうところです。 同じコーヒーメーカーでも違うのですから面白い物です。 私の焙煎したコーヒーを喫茶店へも卸しています。 その喫茶店で、たまに飲んでいます。 それぞれが、まるで違います。 豆の量は当然、入れたてかそうでないのか。挽きたてなのかそうでないのか。 本当に、まるで味が違うのです。
私は、それぞれに美味しいと思います。 基本的に私の煎った豆は美味しいと自負しています。 コーヒーは挽きたてで、入れたてこそが旨いと思っていました。 確かに、こと香りに関してはそうでしょう。 ところが、入れたコーヒーを少し時間をおくと、苦みが減って甘みが出ます。 日本人は苦いコーヒーが苦手という方が、実に多いです。 そういう方は、きっとその方が美味しいと思うのではと思います。
で、面白いことに毎日数杯もの、結構たくさんコーヒーを飲まれる方は、薄いコーヒーを好まれることが多いことを知りました。 私のかみさんも、1日に5〜6杯もコーヒーを飲むようですが、私の好みからすると相当薄いのを飲んでいます。 味は微妙になりますし、ミルクやクリームを入れてますから何でも良いだろと思うのですが、そうでも無いようで、お気に入りのコーヒーが有るようです。
ところで、アメリカンてのが有るじゃないですか。 アメリカには存在しないアメリカンてのが。 一般的には薄いコーヒーですよね。 で、アメリカ人は薄いコーヒーを望むのかと言うと、そうでもないようで。 今アメリカで躍進中の「ピーツコーヒー」のコーヒーは、とてつもなく濃いとのことです。 豆を見たことがありますが、普通の焙煎でも真っ黒でした。飲んでみると色ほど苦くは無かったのですが。 私の知り合いで、ずいぶん昔ですがアメリカへ留学した時の話しです。 どうもさほど裕福では無い家庭にホームステイしたようです。 朝食には普通にコーヒーを入れるのですが、その出がらしでコーヒーを入れポットに詰めて、それをお茶代わりにガブガブ飲んでいたそうです。 もしかすると、そんなのを見た人がアメリカのコーヒーはそんなんだと思い込んだ可能性も有るやもしれませんね。
一昔前「前略おふくろ様」って有りましたよね。 その中で、「うみちゃん、アメリカンって何ですか?」 「おにいちゃん、そんな事も知らないの?アメリカのコーヒーに決まってるじゃない。」って言うような会話が有ったことを思い出しました。
どうでしょ20年以上も前のことでしょうか、富山の利賀村へ釣りに行ったんですよ。 喫茶店が有りまして、夜になるとスナックになるような感じの店でしたが。 友人がアメリカンを注文したのですけど、「アメリカンはどちらですか?」とか聞きながらアイスコーヒーを出されたのに二人して固まってしまった思いでが有ります。 何処から始まったのかは知りませんが、まっ変な物ですよアメリカンって。
ともあれ、どうもコーヒーの旨いまずいてのは、好みによるところがほとんどの様です。 旨いコーヒーは人によってまるで違う様です。 どうぞ色んな豆を試して下さい。好みの豆が見つかると思います。
そして好み、違いて言うものは比べてみないと決して分からないものです。 ワインしかり日本酒しかり。どうぞ比較して下さい。比べて好みを探して下さい。 それと、おかしなもので人は、例えば不味いものを食っていたり飲み続けていて、美味しいものを食べたり飲んだりして『旨いっ!』と感じるより、普段から美味しいものを食べたり飲んだりしていて、不味いものを摂取した時の『不味い。』の方が針の触れ方が大きいようです。
コーヒーですが、ちなみに私は「プエルトリコラレース」てのが好きです。 非常にお高い豆です。滅多に飲めません。残念なんですけど。 悪しからず。
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