以前に書いたのだけど、私は高々5歳にしてサンタクロースは、実在しないと喝破したほどの男です。 保育園一、賢いと言われる子が「恐竜は口から火を噴く。」と言った物だから、みんなして火を噴くどころか、ミサイルをも発射すると信じて疑わなかったのに一人、 「TVの怪獣は口から火を噴いても、恐竜は火なんか噴かない。」と言い、いじめられたトラウマをもしょってるほどの人間です。 子供ながらに、どうしても動物の口から火が出るとは思えなかったですから。 こんな私です、当然自分の子には徹底して現実を教えています。
「ねぇ、サンタクロースって本当にいるの?」 「いいかい、この世の中にはとても大勢の子供がいるよね、その子供達にプレゼントを配るのに何人のサンタがいる?たった一晩で、そんなに配ることが出来ると思うかい?」 「いいかい?サンタは煙突から、入って来るらしいよね。煙突の有る家が何処に有る?サンタなんて本当はいないよ。」 まぁね、子供がサンタは本当にいるの?って聞いて来たと言うことは、子供なりに『サンタって本当にいるのかしら?』って疑問を持って来た分けですよ。 それこそ、その時が真実を教えてやる潮時ってものです。
「東京ディズニーランドへ行きたいよー。」 「ディズニーランドか。そうだな、ミッキーがいるよね?あれは何?本物のミッキーじゃ無いよね。」 「うん、ぬいぐるみと思う。」 「
そうだな。ぬいぐるみだな。じゃ、中に入っているのは?」 「う〜ん、人間。」 「そう、人間。でもって、ヒゲ面の汚いおじさんなんだ。 一日ミッキーの中に入っているから、夏なんて汗が凄くて、とっても臭くなるんだよ。 汗疹は非道いし、おまけに水虫だって非道いんだってさ。」 「うわーっ、汚い。」 「そうバッチィーんだよ。ディズニーも他の遊園地と変わらないから、今度そっちへ連れて行って上げるからね。」
「良いな〜、○○ちゃんのお母さんは、綺麗だしやさしいしケーキも作ってくれるんだよ。」 「○○ちゃんのお母さんは、綺麗なんだ、ふ〜ん。でもな、良いかい?化粧をしていない顔を見たことが有るかい?無い?そうだろ。女の人って言うのはな、外に出てる時と家の中では顔も性格の違うんだよ。うちのお母さんはどう?違うだろ?」 「うん、違う。」 「な、外ではやさしいけど、家では、とっても怖いよな?そう言うもんだから。」 「じゃあ、○○ちゃんのお母さんも家では怖いのかな?」 「そりゃ、そうよ。とてつもなく怖いよ。で、見た目は綺麗でも破れたパンツを履いていたりするから。」 「えっ?破れたパンツ履いてるの?」 「あ〜そうさ、みんなそう言うもんだから。」 「でも、ケーキ作ってくれるよ。」 「良いかい?毎日ケーキ食えるかい?ケーキばかり食っていたら、糖尿病って言う恐ろしい病気になってしまうのよ、ケーキ何てものはクリスマスと誕生日に食えば良いのよ。分かったかい?」
「ねぇ、宇宙人っているかな?」 「ああ、いるとも。きっといるだろうよ。」 「UFO乗って来るの?」 「あのな、宇宙人はいるかもしれないけど、地球に来るかどうかは分からないよ。だって途方もない遠いから。」 「でも、○○ちゃんのお兄ちゃんの友達はUFOを見たって。」 「良いかい?星と星の間は、スッゴク遠いの。例えば車に、例えば電車に、例えば飛行機に1年も2年も乗っていられる?いられないよね。 宇宙人は地球にやって来るのに、1年どころかもっともっとかかるの。そんな大変な目でやって来て何をするの?」 「わかんない。」 「わかんないよね。今までUFOを見たって人は大勢いるけど、もしそんなに宇宙人がやって来たのなら、何かしらして帰るよね。でも宇宙人は何もやって無いんだよ。 まっ、中には牛を殺したって人もいるけど。 苦労して、やって来て牛を殺したって言ってもな、どう考えてもおかしいしな。 まさか観光に来てるわけじゃ無いしね。例えば観光にやって来たとしてマックを食べててさ、『こりゃ美味い!』何つって宇宙人がみんなしてマックを買ってごらん、土産に買い占めてごらん、いきなりマックが値上がって大変だ。」
「○ックって、ミミズで作ってるらしいって。○○君が言っていたよ。」 「まっ、その手の噂は昔から有るな。何処何処の食堂の肉は猫の肉とかね。でもそれは絶対嘘だから。」 「何で?」 「うん、本で読んだのだけれど、牛肉よかミミズの方が高いからさ。ミミズじゃあの値段では食べられないって。 猫だってそうさ、例えば捕まえるにしても大変よ。1日に一人で何匹捕まえられる?飼っても大変よ。大人になっても小さいのだから、1匹の猫で何個のハンバーガーが出来る?間違いなく高くなるだろ?」 「本当だね。良く分かったよ。」 「それとな、決定的な証拠が有るのよ。実はな、もしミミズだったら・・・いいかい、もしミミズだったら、もっと美味いのよ!」
「○○ちゃんのお母さんは、ガクトが大好きで、この前もコンサートに行って来たんだって。」 「ほー、ガクトってテレビCMで『ガクトーです。』って言ってる、化粧してる男だ。」 「うん、そうそう。」 「○○ちゃんのお母さんも、知らないなー。ガクトってさ、家にいる時はヨレヨレのジャージ履いてるんだよ。もちろん化粧はしてないし。」 「えっ、ホント?ジャージ履いてるの。」 「おう、履いてるさ。で、それでゴミ出しに行くんだよ。」 「えっ、ゴミ出しすんの?」 「当たり前だろ、ゴミ出ししなきゃゴミ屋敷になっちまうだろ。自分でゴミ出ししなきゃ誰がすんのよ。 で、ホントはヒゲが濃くてさ、朝、ヨレヨレのジャージでヒゲぼーぼーで便所スリッパ履いてゴミ出すのよ。」 「へ〜、そうなんだ。」 「で、実家へ帰るとさ、お母さんに『たかしちゃん、最近カッコつけ過ぎよ。お母さん恥ずかしいから、あまりカッコつけ過ぎないでよ。たかしちゃん。』って言われてるんだよ。」 「えっ、ガクトって、お母さんに、たかしちゃんって呼ばれてるの?」 「あ〜そうだよ。ガクトなんて日本人いる分けないだろ、たかしちゃんって呼ばれてるのさ。」
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