HOBBY

過去のHOBBY傑作選
ホントにあった痛い話し
私は痛い話しに弱い。
オカルト映画やスプラッタ映画で、手がもげようが、内蔵が飛び出ようが、首が飛ぼうが、どうてことは無いのです。
ところが、だ。本当に有った話し、例えば「九死に一生。」やら「奇跡の生還。」やらの本当に有った苦しい、痛い話しの再現TV等は、見ることが出来ないのです。
も一つ言えば、想像出来ない痛さより。想像可能な痛い話しに、めっぽう弱いのです。
そう、足の小指を柱の角にぶつけた、何て話し。
おう、考えただけで、イタ、タ、タ、タ・・・・
今回はそんな、ホントにあったちょっと笑える痛い釣り関係の話しを。

ひょうたん湖の経営者H氏のホントにあった痛い話し。

ひょうたん湖経営者H氏、弟さんのS・H氏の方なのですが、彼は凄腕のルアーマンとして、知る人ぞ知るところなんですけど、実際、本栖湖でデッカイブラウンをあれほど何本も釣ってる人は、他には居ないと思います。
そんな彼も最近はあまり釣りには行けない様なのですが、H氏が奈川渡ダムで釣りをしていた時にこと。
寒い寒い朝マヅメ、友人とルアーをせっせとキャストしてたそうな。すると、頭に衝撃が・・・・
何せ奈川渡の朝ときたら、それはそれは寒いわけでして、−10℃は当たり前ですから、何か当たったのは分かったそうのですが、イマイチ良く分からなかったそうで。
「誰か、上から石を投げやがったな。」と振り向き見上げたのですが、誰も居ない、と。
すると、何かおかしな感覚がある、と。
そう、ご想像の通り友人のルアーがH氏の頭に当たったのです。
帽子をかぶってなかった頭に、ルアー当たっただけなら良かったのですが、トリプルフックが何と、かえしまでささり、スプーンがぶらぶらと揺れていたそうです。

自ら抜こうとしたそうなのですが、それはまず無理ですよね。それから頭皮てのはハリが有るようで良く伸びるそうで、伸びるから柔らかいかと言えば硬いそうで、自分じゃ抜けません。
寒さで痛みをほとんど感じなかったそうですが、引っ張ったりしてるうちに徐々に痛み始め、おろおろしてた友人がペンチを持って、抜こうとすると、その時にはもう痛くて、触るのも辛かったそうです。
結局、10gのスプーンをブラブラさせて車に乗って病院へ行って抜いてもらったってさ。

下呂温泉のK氏のホントにあった痛い話し。

温泉で有名な下呂町に住むK氏のお話です。もう随分前の話しなんですけど。
彼は暇を見つけては、一人でちょくちょくフライを振りに行っていたそうで、その日も飛騨川の支流に出かけました。
早速、用意をして川に入り、数投したところで川岸のネコヤナギにフライを引っ掛けてしまったそうで、ポイントを荒らしたくないし、切ってしまおうとロッドを真っ直ぐにして、力を入れて引っ張った、すると・・・
木からはずれ、ラインはK氏の顔をめがけて飛んで来た、と。
ラインもリーダーも相当伸びるし、結構な勢いで飛んでくるから、なかなかよけられるものではないですよ。
顔にバチーンと当たったそう。「イテーな。」と思ってると、鼻がむずむずとする分けですよ。

何と何とフライが鼻の穴と穴の間に刺さり、貫通してしまったそう。そうです、牛の鼻輪状態です。
そこには軟骨が有るわけですよ、自分一人では抜けませんって。
ロイヤルコーチマンの鼻輪、か、考えただけで・・・笑ってはいけませんって。

鼻を押さえて自動車を運転して病院へ直行したってさ。

ひょうたん湖で出会ったピアス好きの人のホントにあった痛い話し。

何年か前のお話、ひょうたん湖のシーズン始めに様子見がてら行ったときです。
桟橋でとりあえずやっていると、女の子一人と男二人の初心者グループがやっていて、言っては悪いですがとても釣れそうも無い 人達だったのですが。
女の子がですね、「時計、ブライトリングですか?私もそうなんです。」とか言って、私の時計を目ざとく見つけて話しかけて来まして。
結構イケてる子だったものですから、話しがはずんだりして、釣りなんかどうでもイイや、てな感じでやってたのですが。
まぁね、釣りも教えたくなったりする分けですよ。フライをチェックしてあげたりと。とても釣れそうにない物だったものですから、「このフライ上げるから、コレに交換しようか。」とか言って結んで上げて。
「だめだよ、バーブつぶさなきゃ。」って持ってたフライの返しをつぶして上げて、ね。

そうしてると、彼女の連れの男性が一人ニコニコしながらやって来るわけですよ。
すごい嬉しそうにやって来るわけです。そして「すみませーん、ペンチ持っていません?」って。
「持ってますよ、貴方もバーブつぶすのですか?」
「いえ、これ取って下さい。」って耳を差し出すのです。彼の右耳の耳たぶには、二つのシルバーのピアスと並んでフライが深々と刺さっておりました。
嬉しくて笑ってたのでは無く、照れてたのですね、きっと。
ピアス好きなんだからー、貴方って。