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Delima's "ロンドン1泊3日の旅" to meet GA
1月21日夕刻
ようやく仕事のスケジュール調整をし、2月15日と16日のWTNIFのチケット、航空券、ホテルの予約を完了。これで約4週間後にはGillianに会える!と浮かれて帰宅した私に衝撃の「最終公演は2月23日から2月9日に変更になりました」の通知が...。うそでしょ!?だってつい1時間前にTicket
Masterから予約のConfirmation Letterが届いたばかりなのに!
とりあえず、明日仕事は調整し直さなくては!
1月23日深夜
かなり強引に押し込んで1月31日と2月1日のマチネを観に行くことに決定。1泊3日でロンドンなんて仕事でもあるまいし(否、仕事ですら今までの最短は2泊4日だった。しかももっと近距離の東南アジア)、気が違ったとしか思えないと自嘲気味。
1月31日午後
2年ぶりのロンドン。入国審査で「いつまでいるの?」「1日」「次はどこに行くの?」「東京に帰るの。」「明日帰るの?どうして?・・・何しに来たの?」の質問攻め。それは私が聞きたいくらい。
「・・・人に会いに。」(嘘は言ってないもんね。)それからは無言でスタンプを押してくれた。
あと4時間でGillianに会える。逸る気持ちを押さえつつとりあえずホテルへ向かう。
乾燥した機内でボロボロになったメイクを直し、ロンドン在住の友人といざComedyへ。Box
Office横の窓口では10日以降のチケットの払い戻しや変更を受け付けているらしく長蛇の列が。心の中で「お願い。払い戻しじゃなくて別の日に来てね。」と祈った。
パンフを買って19:00の開場と同時に3列目の右よりの席へ。上階の席は判らないけれど、Stallsは2/3程度の入り。(Stallsに空席があってもバルコニーの最前列が売れているのはやっぱりベット上でのシーンが目当て?)
もっと客層は偏っているかと思っていたけれど、老若男女とりどりで何だか安心した。
ほぼ定刻通りにお芝居は始まり、小気味良く進んで行った。始めは多くの人達と同じくScullyではないGillianの姿と聞き慣れた彼女の声が英国訛りの言葉を発することに違和感を覚えたけれど、おかげで私の中でGillianとScullyが分離できたような気がした。
お芝居の筋はさほど珍しいものではなかったけれど、それだけにGillianや演技を観ることに集中できたし、この日はきちんと役者に応えられる観客が多かったようで、笑うべきところで笑ったり、終盤の、だんだんテンションの上がって行く携帯電話での会話の直後にはGillianの演技には複数の拍手が贈られていた。
ある日本のアーティストが客席の人達を『観客という立場の、舞台の創造者たち』と表現していたけれど、この日の観客は間違いなく何番目かの『舞台の創造者』だったと思う。
さて、いよいよ舞台が終わりStagedoorへ。既に20人位の人が列を作っていたので、慌てて最後尾へ並んだ。5分くらいで黒の帽子、タートルネックのセーター、スカート、コート、そしてブーツと黒尽くめのGillianが現れ、前方にいた知り合いらしい人達と少しだけ会話をすると、列を見てニッコリ微笑んでサインを始めた。スムースにサインや写真撮影は進み、いよいよ次の次が私の番...とドキドキしていると前の女性がサインをしてもらうパンフレットと、カメラをまだ探していた。Gillianが彼女を見て首を傾げ、次に私に向かって先にサインをしてくれる仕草をしたところで前の女性の準備ができたので、「彼女を先に。」と促すとGillianがまっすぐに私に微笑んでくれたのですっかりあがってしまい、いざ私の順番が廻って来た時には伝えようとした気持ちは半分も言葉にならなかった。
でも一生懸命会話をしようとしてくれ、疲れている様子も見せずに写真にも応じてくれたGillianに直に接する機会を得たことで、(もちろん実際にはThe
X-filesはドラマであってScullyが実在の人物でないことは疑う余地もないのではあるけれど、)極論すれば『画面や紙面上の人』、と言う意味では私にとっては実在の確率が同じだったGillianとScullyが分離され(Lilyはさすがに時代が違い過ぎるので初めから分離されていた)、Gillianの演じるScullyのファンなのかGillian自身のファンなのか曖昧だった気持ちに整理が付き、真にGillian
Andersonその人のファンになった気がした。
終わりに
残念ながら今回の公演は決して大成功とは言えないようだけれど、より直接的に反応の返って来る舞台にもこれからも立って欲しいし、時々は多くの人々の目に触れる映画やTVにも出てバランスの良い役者になって欲しいと願っている。(これは多分所謂Hollywood的成功とは言えないのだろうけれど。)
新たな挑戦を始めたGillianに拍手を贈り、ファンに触れ合う機会を与えてくれたことに心から感謝したい。
最後にこの無謀とも言える(いやホントに)渡英をかなり後押しして下さった、管理人のLinaさん始め、皆様の貴重な情報に改めて感謝申し上げます。
おまけ
翌日はマチネへ。この日友人は駐妻の役目があるとかで一人でComedyへ。昨日の夜よりお客の入りは良く、Stallsはほぼ満席だったし、観客の反応も申し分なかったように思う。前の席の老夫婦はご主人が耳が良くないらしく、笑いが起るたびに夫人が耳元で解説しているのがとても微笑ましかった。
マチネ終了後もStagedoorは開くのよね?と思いつつ飛行機の時間にはまだ余裕があったので帰国前にもう一度Gillianに会いたいと思い、Stagedoorで待機。15分位待っていると、なんと極寒の中、バスローブにコートを羽織り、ゴムぞーりを履いた姿で「着替えてなくて、こんな格好のままなんだけど...。」と言いつつGillianが登場。(コート着ただけだと思うんだけど、何であんなに出て来るまで時間が掛かったのでしょう?)
Stagedoorの正面をバスローブにコート、サングラス姿のファン数人が陣取っており、彼女達を見てGillianが苦笑。少し彼女達と話をした後でいつも通りサインを始め、最後にバスローブにゴムぞーりなファンと記念撮影してふわりとStagedoorの中へ消えて行きました。
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