Delima's "ホテル1泊機中2泊(有給休暇不取得!)の旅" to meet Gillian編☆

5月10日(月)午前

社用で使っている旅行代理店に電話。とあるフライトの空席状況と航空券代を調べてもらう。この時点では本当に『調べてもらっただけ』。

 

5月12日(水)

旅行代理店から「ノーマルのチケット(渡航期間が短すぎていわゆる割引の航空券は手配できない)をXX円までなら何とかできると航空会社から連絡がありましたがどうなさいますか?」との電話が入る。一瞬考えて(本当に正常な思考があったかどうかは疑問。今にして思えば単なる動物的な反射行動だったのかも知れない。)「お願いします。」と応えた私がいた。

ここからは怒涛のような2日間だった。前回泊まったお芝居のスポンサーになっているホテルに速攻でメールを送り、宿泊と楽日のMatineeとEvening Performanceのチケットを手配してくれるように依頼。深夜にホテルからConfirmationを受け取る。こうして外堀は着々と埋められていった。

 

5月14日(金)

しっかり18:00過ぎまで働き、21:55成田発パリ行AF277便にて出国。

 

5月15日(土)

04:15パリ シャルル・ド・ゴール空港着。しばらく空港で乗り継ぎの飛行機を待つ。当然免税店など開いているハズもない。かろうじて開いているカフェ(スタバみたいなところ)でカフェ・オレを飲みながらスクリプトを読んで時間を潰した。

07:30パリ発AF2670便に搭乗、無事07:50ロンドン ヒースロー空港に到着した。今回は1泊だからイミグレで質問攻めに遭うのは端からわかりきっていて覚悟はしてはいたが、それでも相当な労力をイミグレで費やした。

 

<Matinee入り待ち>

大急ぎでホテルにチェックイン。前の滞在から10日しか経っていないのでホテルの設備の使い方なんて手馴れたもの!シャワーを浴びて身支度を整えちょっとだけNotting Hillsなど散策していざRoyal Courtへ。

前回親しくなったドイツ人、フランス人のファンと感動の再会をし、そしてこの日は非常に心強いことに数日前に日本から渡英していたTさんと一緒にGillianを待った。

そしてGillian到着。この時のGillianはご機嫌で本当に綺麗だった。まずは前回撮らせてもらったスカソン用の写真にサインをしてもらう。このあたりではGillianはほとんど顔を上げることもなくひたすらサインに応じていて、声も掛けられなかった。その後お土産を渡し忘れたことに気付き、待っているファン全員にサインをし終わるのを待ってGillianに近づいた。そしてようやくGillianと顔を合わせることができ、お土産を渡そうとしたところでGillianが「・・・?」という表情をしたので「今朝着いたの。」と言うと「You are really crazy!」と言われ、さらに腕に書いてもらったGillianのサインをなぞってtatooにしたフランス人の女の子を目で示して「You are even crazier than she is!」と笑い、その上追い討ちをかけるように周囲に向かって「This fan is crazy. She is from Japan.」と『ご紹介』までされてしまった・・・。

こうして最後の入り待ちはある意味成功した・・・のかも知れない。



Gillianとお話し中の私↑ (Thank you, Nathalie!)


    

<Matinee>

さすがに席は大半が埋まっている。席は2列目中央辺りだったためGillianが近すぎてお芝居の内容にはいまひとつ集中し切れなかった気もする。が、とにかく熱のこもった良いperformanceだった。

 

<Matinee出待ち>

先頭数人のサインに使っていたのがどうやら細いサインペンかボールペンだったようで使い辛かったのか、Gillianが「誰かペンを貸してくれない?」と言っているのが聞こえたのですぐ近くにいた私はすかさず油性のサインペンを差し出した。しばらくしてGillianにサインをもらえる番が回ってきたので「明日帰るけれどお芝居もとても楽しかったし、来られて良かったです。」「今晩は観られないの?」「いえ、観て明日帰ります。」「そう、来てくれてありがとう。」というような会話をして終わった。そしてもちろん貸したペンは回収させて頂いた。


後にGillianはこのペンにサインさせられる ↑

 

<Closing Performance>

ほぼ満席と言って良いと思う。Gillianを含め共演者もアドリブとまで言えるかどうか分からないが、少しずつアクションが大きかったりして、とにかくパワーを感じた。文句なしに最高の舞台だった。

 

<Closing Performance出待ち>

どこをどうしたらあのスペースに入れるのかと思うくらい大勢のファンが、最後にGillianに一目会おうとひしめいていた。毎回比較的前方の位置につけたのに、さすがにこの回は少し後れをとって真ん中あたりに埋もれてしまった。しばらくしてGillianがStage Doorから現れたが、なぜかご機嫌はイマイチのようで(もっともすし詰め状態で、ボディガードが道を空けてくれるGillianでさえも身動きが取れないような状況。あれでは様子を見ただけで疲れてしまうかも知れない。)ほとんど笑顔も見せず黙々とサインをしていた。なんとか最後にもう少しだけ声を聞いておしまいにしたいと思っているとかろうじてそのチャンスがやってきた。せっかくなのでMatineeの出待ちで使ってもらったペンにサインしてもらおうと差し出すと、一緒に持っていたWTNIFのスクリプトにサインをしてくれようとしたので、「いえ、このペンにお願いします。」と言うと「これに?」と不思議そうな顔で聞いてきた。「さっきMatineeの後にこのペンを使って頂いたので。」と答えると少しだけ微笑みながら大して太くもない、しかも地色が黒!のペンの少しだけ白い部分を見つけて一生懸命サインをしてくれた。その上、書き終わったペンに何度も息を吹きかけてサインを乾かしてくれたのだ!もうその姿が可愛いやら、そんなことまでしてもらって申し訳ないやら・・・。

そして数分後にGillianはサインをし終えて再びStage Doorへ消えていった。

 

深夜2時近くにホテルに帰るとフロントのお兄さん達が満面の笑みを湛えて「楽しかった?」と声をかけてきた。やはり今回のこの旅は傍から見ると異常だったのだろうか?

 

5月16日(日)

09:15ロンドン ヒースロー発AF1171に搭乗、11:25パリ ドゴール着。2時間ほど待って13:15パリ発AF276便で欧州を後にした。

 

5月17日(月)

機内で着替え・メイクを済ませ、定刻より20分早い07:30に無事成田着。そのまま遅刻することなく出社し、何事もなかったかのように日常に戻った。

 

その後FOXで放送していたXFを見て何だかとても違和感を覚えた。本当にScullyを演じていたのはつい数時間前に会ったあのGillianだったのだろうか??そう思えるほどGillianは生き生きとしたとても素敵な女性で、両者が全くの別人であるとの認識をはっきりと持った旅であった。

 

最後に

まずはLinaさんを始め、計2回の渡英にあたり種々情報を与えて下さったり、後押しをして下さった方々に心よりお礼申し上げたい。

そしてお芝居の前後で緊張や疲労のある中にも拘らず変わらずにファンとの交流の場を与えてくれ、また決して意図したわけではないが、結果的にいろいろしでかした私に最後まで寛大な対応をしてくれたGillianに心からの謝意を捧げる。