RASAPIを利用することにより、ダイアルアップの接続、切断などの動作が簡単に行うことができます。またダイアルアップネットワークの設定を取得するなどいろいろなことができます。このAPIは直接呼び出すこともできますが、便利なコンポーネントもありそれらを利用すると簡単に実装できます。
Delphian Worldに登録されている、『TRAS Component 』などがお勧めです。
Windows98及びIE4以上では、Windows95に比べさらに多くのAPIが追加されています。
新規APIについての詳しい説明は、僕もまだあまり使っていないので分かりませんが、MicrosoftのMSDN Onlineなどをご覧下さい。
PlatformSDK - January 1998 Release に含まれるras.hを元に、最新版のDelphi版UNITを作成しました。尚、このパッケージには前バージョンから変更になっていないファイルは含んでいませんので、『RASユニット』も同じフォルダに入れて下さい。尚、新ユニットのファイル名は、Ras98.pasとしてあります。
■サンプル(ダイアルアップの切断をAPIのみで行った場合)
var
RasConn: array[0..31] of TRASCONN;
dwBuffSize : DWORD;
dwConnections : DWORD;
i : DWORD;
begin
RasConn[0].dwSize := sizeof( TRASCONN );
dwBuffSize := sizeof( RASCONN );
dwConnections := 0;
RasEnumConnections( @RasConn,dwBuffSize,dwConnections );
for i := 0 to dwConnections-1 do begin
RasHangUp( RasConn[i].hRasConn );
end;
end.
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