夏休みの一研究’94

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 はじめに

 僕のおじいさんは、高知県土佐清水市にすんでいて、昔は漁師でした。
今は、船をおりて畑を作ったりしています。
お正月におじいさんの家に遊びに行ったときにおじいさんに鰹漁の話を聞いたり、土佐清水漁港、魚の加工工場てなどを見学に行ったりしました。それで、鰹の事を調べようと思いました。テレビや新聞を注意して見たり聞いたりして、記事のコピーをとっておいたりしました。坂下町の改善センター図書館で土佐清水の事や、鰹のことを調べましたが、詳しい資料がありませんでした。
僕のいえには、広報とさしみずが毎月送られてきて、漁師の人の話や鰹節の事などが載っていたので、土佐清水市役所に問い合わせてみたり、佐賀町と水産試験場などにもお願いして、資料を送ってもらったりしました。

 目次

おじいさんの体験談
  1. おじいさんの歴史
  2. 鰹漁の日程
  3. 船について
  4. 漁の方法について
  5. 苦労や楽しみ
  6. 土佐清水市の様子
鰹がとれない
  1. 新聞やテレビからの報告
  2. 土佐清水市に聞いて
  3. 佐賀町に聞いて
  4. 茨城県水産試験場に聞いて

 

あたらしい漁業への試み
  1. 水産加工品の生産と販売
  2. 観光漁業への取り組み
  3. 養殖漁業への取り組み
 

 おわりに

僕は、おじいさんの話をもとにいろいろなところに問い合わせたりして、鰹漁の事を調べたら、漁業の仕事もいろいろと機械化されていて、新しくなっているという事がわかった。
おじいさんは、竹竿をつかっていたのが、佐賀町の資料ではグラスファイバー製になっていた。それから、船は大型になったが、人数は少なくなった。これは、船が最新器機を積んでいるからだった。
新聞やニュースでとれないといわれていたのは、春先の近海カツオが取れなかったようで、夏頃にはだんだんとれるようになってきた。しかし、とり過ぎには注意してほしいと思った。
天候との関係はまだはっきりわかっていないとのことだが、最近、地球全体で異常気象などになってきているので、環境破壊が原因で魚がとれなくなると心配だ。
工場から出る排水とか、船に塗る塗料で海が汚染されて、奇形の魚が見つかったりしている。もっと自然を大切にしなければならないと思った。
二平さんが送ってくれた資料を見ると、カツオは世界の海を回遊するので、1つの国だけが気をつけるのではなく、世界的な協力が必要だと思った。

 協力

土佐清水市役所 企画広報室のみなさん

土佐清水市三崎共同作業場のみなさん

佐賀町役場 水産商工化 中島一郎さん

茨城県水産試験場 二平章さん

土佐清水市 吉本章(おじいさん)


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この研究は、僕が小学校6年生の時に提出したものをホームページ化したものです。

資料等は当時のものをそのまま使用しているので、現在とは異なっている可能性があります。

是非ご感想をお寄せ下さい。ryuuji@takenet.or.jp