うひょひょーな狛犬でございます。
こりゃぁ江戸はじめというより、狛犬はじめですな。
まるで蛙のようであり、おにぎりに目鼻書いて手足のようでもあり。 

 
田原狛犬阿鑑定   
初期形狛犬としてみると、とても面白い。
右側のアングルで見ると又違った
表情に見えます。
            田原狛犬阿鑑定2

 

田原狛犬吽鑑定
吽の方なんかは、もう宇宙人だなこりゃ。
素朴狛犬なんだけど、結構インパクトあるし。
 
たくちゃん、今回のこの狛犬の鑑定
どんなもんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


住所:岐阜県恵那郡蛭川村
神社名:田原神社/寛文13年創建
大きさ:小型
製作年月日:寛保3年(村で作った文化財指定の看板による)しかし台座には天保14年の刻印有り。
石工:不明。
撮影;平成10年2月14日

鐸木鑑定士評・・・H10/2/18 今回の星は?  暫定☆☆☆☆でした。

最初、顔だけ出てきたときは、狛犬じゃないんじゃないの? と思ったけれど、下まで出てくると……なるほどねえ。1743年ですか。当初はどっかの小学校の校庭に、卒業生が残した「卒業制作」かと思ったんですが、 255年前という制作年代が正しいなら、これは十分☆☆☆☆くらいはいけますかね。味がいまいちだから3つ半という気もするけれど。でも、一七四三(寛保三)年は本当なのかなあ。分類はやっぱり「はじめ」でいいと思います。

今回の卒業記念狛犬は、はじめという意味でなかなかの評価がでました。味わいというか面白さは前々回の笑う狛犬でしょうね。しかしこうゆう狛犬が、天保からの長い歳月を経て現在も残っている事こそ、ある意味じゃ凄い事なのかもしれません。
制作年代は、残念ですがかなりあやしいです。台座の刻印が正解でしょうね。
どこで寛保になったのか、村の教育委員会にでも聞いてみるしかないでしょう。

鐸木鑑定士評(追記)・・・H10/2/21 前評価UPの後、再度たくちゃんの網項へいったら・・・。
 
宇宙人狛犬、やっぱり☆4つは確定だなあ。笑う狛犬に☆4つあげてるから、こっちは4つ半でもいいかなあという気もしてきた。
ただ、絶対にうまくはないよね、あれ。へたへた狛犬。「へたうま」なら4つ半だけれど、やっぱりへたへただから☆4つにしましょう。

ということで、今回の狛犬鑑定は星☆☆☆☆に決定。(よかったね。宇宙人狛犬君も喜ぶでしょう。)

突然ですが、本日特別ゲストに新潟全神社踏破計画のまこさんをお迎えしまして特別に評価をいただきました。


まこさん評               
 
宇宙人狛犬は私の好み。私なら☆4つ半ですね。
こんなこま犬めぐりあってみたいけど,新潟市内にはなさそうだなぁ。

非常にシンプルで的確な評価ありがとうございました。
東海・中部地方は狛犬不作地帯とかいわれているみたいですが、結構いけるんじゃないかと。
又よろしくお願いします。

1-0.ht5.jpg (1144 バイト)