★濃いバックに描く ２
●黒など、濃いところに描く機会は、わりと多い。
白のみしか使えないという場面もけっこう遭遇したりします。白を使いこなす練習もしておくと、そんなとき役立ちます。
●今回は、今までの原稿を参考に、お手本から下書きを起こしてみてください。
お手本→
●ステップ①
まず、アルミ複合板を全面ブラック塗装します。
次にホワイトを大雑把に吹き付けてこの状態にします。
ホワイトが乾いたら下書きをトレースします。
←ムービー
↑クリックでスキャンデーター
●ステップ②
濃淡をよく見ながら、ホワイトで書き込んでいきます。
ムービー→
↓この状態からカラーへ持っていくこともできます。
さらにこのまま白のみで描き込んで仕上げてしまっても面白い絵になりそうです。
←クリックでスキャンデーター
●ステップ③
色を用意します。
アドミラスーパーブラック ２に対し パープル１を混入。W入りもその混入色で作ります。
今までのやり方と同様に描き込んでいきます。白を吹き付けて下書き線が見えにくくなってしまったら、再びトレースします。
ムービー→ 
●ステップ④
濃い部分を締め、ハイライトも強調します。最後にパープルなしのスーパーブラックで仕上げ。
完成です。パープルを入れる方法は、白で濁った色と見分けがつかないため、修正や白での描き込みが自在です。
いちばんやりやすい色です。