●フレイム・ペイント

カスタムなどの定番、フレイムパターンをペイントしてみましょう。

エアーブラシをある程度使い慣れてきて、ムラなく塗ることができ、きれいにボカシ塗装ができる方なら難しくないと思います。
本番のペイントにかかる前に平面のボードなどで練習してみるのもいいですね。

●準備
ラインテープ、マスキングテープ、カッター、ハサミ、ペーパーセメント、水性マーカーペンなどを用意します。
塗料は溶剤系の塗料を、仕上げのクリアー(2液型がよい)も用意します。
塗装作業はかなり塗料の霧が舞うので、ある程度、塗装のできる環境で作業することをおすすめします。

  

   ラインテープ、マスキングテープ menu★特殊なマスク参照

ここではヘルメットにペイントする例です。練習なら平面でも、空き缶でもよし、
ホームセンターなどで売っている工事現場用のヘルメットなんかも練習によいです。1000円くらい。
シールなどが貼ってあれば剥がし、部品を外し、フチのモールや内側をマスキングで保護しておきます。
目立つキズなどがある場合はパテ埋めして磨き、サフェーサーを塗るなど、下地調整をしておけば言うことなしです。

 


1000番くらいのペーパーで足付けをして、クリーナーなどでキレイにしておきます。
ここの足付けは非常に重要です。しっかりとやっておきましょう。でないとせっかくペイントした部分がマスキングテープとともに剥がれます。
プラスチック製のヘルメットなどは、あまり強い脱脂剤を使うと表面が溶けるので注意。静電気も帯びやすいので帯電防止効果のあるものだとベストです。

 

 足付けがしっかりできていればまず大丈夫だと思いますが、素材によりプライマー処理が必要な場合もあります。
樹脂製のものなどは極端に密着性の悪い素材もあります。(塗装が不可能なものもある。)
密着が不安な時は本番前にテストをしましょう。「ミッチャクロン」(万能型プライマー)を吹き付けておくと効果的な場合があります。


●次に雑誌やネットなどを参考にデザインを考えるわけですが、配色や形によりパターンは無限です。
お好みのデザインで楽しめるわけですが、数種類用意しておきますので、ダウンロードして使用して下さい。
(ページを開き、画像の上で右クリック、名前を付けて保存を選び、お手持ちの画像ソフトで印刷して下さい。A4サイズでちょうどよい大きさになってます。)


数枚プリントしたデザインを切り抜きます。ここでは黒線の内側をカッターでカット。多少大雑把でもよいです。

 


裏面にテープを丸めたのや、両面テープ又はペーパーセメントを使い、ヘルメットに配置して検討します。
このとき、スプレーのりでもよいですが、わたしは糊が残るのがイヤなのであまり使いません。

 


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