■ 石膏壁にピクチャーレールを石膏クギで取付ける
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マジッククロス8
撤収跡は・・・ マジッククロス8を取リ外した壁のクギ跡は
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日軽パネルシステム株式会社が開発製造している石こうクギ「マジッククロス8」を使って、石膏ボード材壁にピクチャ−レールを取付けます。
特別な道具は不要です。
DIY(Do it your self)であなたのお部屋もギャラリーに!!
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■ ピクチャ−レール NW
ピクチャ−レールは(株)福井金属工芸の石膏ボード壁専用レ−ルサン「NewWing」を使用します。
商品名が長く、しかも一部に意味不可解なところがありますので当店では以下「ピクチャ−レール NW」とします。
石こう釘セットのうちの「マジッククロス8」本体(ABS樹脂製)は当店で追加加工して出荷致します。
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■ マジッククロス8の
頭部を加工
石こうクギ「マジッククロス8」本体の頭部を、当店で凹加工してあります。
「マジッククロス8」本体が浮いたままステンレス釘を打込んでしまいますと、後からいくら釘を金槌等で打込んでも「マジッククロス8」本体は壁側に送り込まれることはなく、逆に無理な打込みの振動で釘の回りの石膏が崩れてしまい強度が下がってしまいます。
本体頭部の凹部分に十字ドライバー(サイズNo.1)の先端を当て、押さえ付けた状態でステンレス釘を押し込んで頂きます。
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■ 取付け位置
■ レ−ルの取付け位置は、天井にピッタリ接する位置に取り付けるのが理想ですが、2・3センチ下げて取付けた方が作業性は良くなります。個人的には意地でも天井側にくっ付けて取付けています。
頻繁に出入りするドアの上部は、レールを取り付けるのを避けて下さい。
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編集中
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■ レ−ルの仮止め―1
■ 両面テープで仮止めする。
付属の両面テープチップを2つに切り、レ−ルの上下部分に貼ります。
レ−ルの穴と穴の中間部分に貼ることをお薦め致します。
(注)レ−ルを外すとき、両面テープを貼った部分の壁紙の表面が剥がれます。
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■ レ−ルの仮止め―2
■ 石こうクギ用のステンレス釘で仮止めする。
付属のステンレス釘を斜に打込んで、レ−ルを仮止めする。
(注)作業の衝撃で落下する恐れがあります。
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■ レ−ルの仮止め―3
■ 人海戦術で作業する。
お手伝いの方にレ−ルを押さえて頂いて作業を進める。もっとも、確実な方法です。
■ 上記の三つの仮止めの方法を選び、仮止めをして、もしくは手で押さえて、レ−ルの中心の右か左の所をマジッククロス8で固定してから、レ−ルの右端もしくは左端を固定して下さい。
二本以上のレ−ルを継いで付けるときは、継棒を入れて継ぐ側の釘位置にはマジッククロス8を付けないで、接続してから付けて下さい。
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■ 「マジッククロス8」
本体の向き
「マジッククロス8」本体の穴の向きを、右図の○印のようにして頂きますと、最も垂直耐荷重が高くなります。
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■ 取付け―1
マジッククロス8本体の左側の穴に、ステンレス釘を1本軽く差し込みます。
まだ石こうボードには入れないで下さい。
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■ 取付け―2
石こうクギ「マジッククロス8」本体頭部の、凹加工してある部分に十字ドライバーの先端を強く押し当て、ブライヤー(画像の道具・自動車の工具セットに入っている)またはラジオペンチでステンレス釘を押し込みます。このとき完全に押し込まなくてもかまいません。
【注】
石こうクギ「マジッククロス8」本体頭部の凹加工は当店独自の加工です。
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■ 取付け―3
同様に後2本のステンレス釘を、「マジッククロス8」本体を十字ドライバーの先端で強く押しながら、ペンチなどで差し込みます。
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■ 取付け―4
再度、十字ドライバーで「マジッククロス8」本体を強く押さえて、ステンレス釘を最後まで押し込みます。
画像は、割り箸を使って押し込んでいます
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■ 取付け―5
ステンレス釘の押し込み完了。
ステンレス釘が浅い位置で何かにあたって押し込めないときは、石膏ボードを固定しているビスの頭部に当った可能性があります。
「マジッククロス8」本体を60°回転してトライしてみて下さい。同じ結果しか得られない時は、レ−ルの取付け位置を2センチ程上下左右のどちらかに移動して取り付けるか、ドリルをお持ちならその部分のみ左右のどちらかにレ−ルに新しい穴を開けてトライして下さい。
石膏ボード壁についての説明はこちらをご覧下さい。
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ステンレス釘は打込まないで押し込んで下さい。 金槌などでガンガンと打込みますと、ステンレス釘と 接する石こうボードの石膏が崩れて強度が下がります
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■ 取付け―6
「マジッククロス8」本体にキャップを被せます。
レ−ルにカバーが付くので不要と思わないで下さい。壁面は常に振動しています。その振動によりステンレス釘がせり上がってくる事があります。キャップをする事でせり上がりを押さえられます。
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■ 取付け―7
レ−ルサンにカバーをつけます。
カバーをまずレ−ル前面上部に引っ掛け、カバーの中央部を押さえて下さい。
最後にカバーをアルコールを含ませた布で拭いて下さい。ウェットティッシュでもOKです。
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■ 静止安全荷重
レールは、レール1m当たり10Kg、
ランナーは1個当たり5Kgです。
右図の一番左の額はワイヤー自在が左右に2本づつ計4本で吊ってありますがレ−ルの安全荷重を超えています。
左から2番目の額はワイヤー自在が2本で吊ってありますので,5Kg×2で10Kgで安全荷重いっぱいです。
次はレール1m以内に小品が2点掛っています。各小品5Kg×2で10Kg、これも目一杯です。
一番右は10Kgとなっていますが、本人はメタボで78Kg
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