もうそろそろオトシブミが現れる頃だがと思って、今朝、我が家のボウガシの木を見てみると案の定いくつかのオトシブミの巣が見つけられた。巣といっても親がこれに住むわけではない、卵を産み付けた葉をまるで奉書のように巻くのでこの名前が付いている。作った巣を地面に落とすものがいるため、オトシブミと命名されているのだ。
　一度だけオトシブミがこれを作っているところを見たことがある。もちろん始めから終わりまでということはない。いったいどれくらいで作り上げるのか。
　自然の不思議さを感じさせてくれる虫である。