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インターネットいろいろ
1996,10,01

horizontal rule


 いろいろ他にやることがあるのについエディタに向かってキーを叩いたり、 ペイントソフトに向かってマウスを動かしたり、若かりし頃徹夜でプログラムを 組んだときのようにのめり込んでいってしまう。
 ホームページにJavaScriptを組み込んで、ステータスバーに、文字が流れる ようにしてあるが、こうしたプログラムよりもっと時間を費やすのが、文字や絵 の位置そして、絵そのものの作成である。微妙な部分についこだわって(それほ ど変化もしないのに)つい時間を過ごしてしまうのである。そして、つくづくセ ンスの無さを感じ劣等感にさいなまれる。ささっと描いた方が線に勢いがあって よかったりすることはあるはずなのに、マウスでささっとはなかなかいくもので はないし。こんなこと好きなだからやるけれど、もしそうでなかったら…。   生徒の授業に対する思いもこんなものなのかもしれない。まあ少しずつと思って いるが、やっぱりそれを自分自身納得していない。年をとったということなんだ ろう。
 ホームページに紹介してある「教育の森」をもう覗いただろうか。その中に 「図書館」というのがある。 「モノグラフ・中学生の世界」Vol.51 に1983年前後に実施した調査項目を1995年に再度実施し比較したもの がある。そのまとめを引用してみる。

 「データによると、10年の間に中学生が変わっているのは確かだった。そ うした変化を要約してみると@気にかける友達の数が減り、心理的な空間が狭く なった。A善悪についての規範感覚が崩れ、悪いと思うことが減少している。B 将来の家庭では夫と妻とで家事育児を担おうという傾向が強まる。C社会的な達 成を断念して、責任のない楽しい仕事を使用という気持ちが強い、の通りとなる 。
 おおづかみにすると、自分の世界の中で楽しく暮らしたいという気持ちが表 面に出ている。日本で支配的であった滅私奉公という生き方にも疑問がある。か といって、社会的な達成を視野の外にして、家庭を中心にマイペースの生き方を したいというのは日本の状況で可能なのであろうか。」
 特に規範感覚の項をおもしろく感じた。是非ご一読ください。

 ぼくの勤務している学校から「コネットプラン」を申し込んだ。県下20校 というのからは漏れたのだけど、TA(ターミナルアダプタ)とDSU(回線接 続装置)の2つはひょっとしたら設置してくれるかもしれない。解決すべきいろ いろな問題はあるのだけれど。
 リンクしてある100校プロジェクトに参加している学校は、アドレスを見 るとわかるとおりサーバーユニットを持ってINTERNETに取り組んでいる。専用線 で接続されているのだ。こうなると一日中つなぎっぱなしでということになるん だろう。うらやましい限りである。将来はすべての学校がこういう形になってく るのだろうが、さて私の勤めているうちになるのだろうか。

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Kazuyuki Hara / kazu_hr@takenet.or.jp